小生の一番好きな雑誌のひとつのcmajはカナダの医学雑誌でBMJのように
途上国の話題やポリシーの話があったりしてネットで全文が読むことができます。
cmajの教育的な症例という報告に表題にある
ニッケルアレルギーで携帯電話で接触性皮膚炎を起こした18歳男児の症例が取り上げられていました。
本人も携帯電話を疑って受診したところ
ベルトのバックル部分にも皮疹があり、ニッケルアレルギーが疑われ、
さまざまな金属のパッチテストを行ったところニッケルのみに反応
携帯電話を交換したら改善
その後 本人の希望で前の電話に戻したら再発したとのことです。
ここで終わったら症例報告にならなかったのでしょうが、
そこで、
Spot Test for Nickel
のような綿棒で表面をこすってニッケルあるとピンクになるようなテストを
22の携帯で行ったところ10の携帯からニッケルが検出されたとのことです
へぇ~
全文は
http://www.cmaj.ca/cgi/content/full/178/1/23/F114
でご覧になれます。