金曜日, 6月 02, 2006

ぜんそく、発作を出さない治療法でやりたいことができる毎日

アレルギー学会の市民公開講座はスピードスケート短距離で金銀銅のすべてのメダルを取り世界記録も樹立した清水宏保選手をゲストに「アレルギーは治るのか、コントロールできるのか」というタイトルで行われた。といっても清水選手は忙しく、最初に3人の専門家それぞれのプレゼンテーションそして議論その後に清水選手が少し登場して司会者との一問一答という形であった。

専門家というのは成育医療センターアレルギー科の大矢先生益子先生二人の話の間に木原病院の木原先生の話が入るというかなり身内率の高い講座であった。

3人とも自然には治らないがコントロールすることによって普通の生活が出来ると言うことを強調しており非常にポジティブであった。特に木原先生はぜんそくをコントロールして人生を楽しんでいそうな方々のスライドを御提示下さり、喘息という疾病を管理ばかりでなく、一人一人の自己実現のお手伝いができればなぁ、それには小児期だけでなく成人してからもフォローしていきたいなぁと思い直しました。

清水選手は喘息もちであったからこそより「自分と向き合う気持ち」を持つことが出来このような成績に繋がったとしたら、喘息はハンデどころか長所になりえる。

zensoku.jpにて清水選手のメッセージが観れますので、喘息関係者には是非観てもらいたいです。